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第五稿(過去バイ、あるいは機械化文明)

ところでその、深夜の深川あたりで酒瓶のおっちゃんに助けてもらった時にヒーヒーと押していたのが、初めての(そして最後の)中型バイクでありました。(写真は借りもの)

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スタイル重視のスクーターから、バイクに鞍替えしたのは、やはりスタイル重視からだったというオチ。そもそも、スクーター族(モッズ)とバイカーは根本的に反発するはずで、私たちがスタイル的に今でも参照する60年代では、この二つの徒党は互いにせっせとケンカしていたはず。こぎれいなスーツが汚れるからバイクじゃなくてスクーターさ☆というのは筋が通っているようで、その実うわべにしか過ぎない気もするけれど。中身はどうせオイルまみれなんだしさ。

とはいえ、機械化文明があってそして戦争があって、でも機械は機械たるをやめずに走り続ける中で、若者たちがアンチテーゼを探すとなればエンジンは隠すほうが確かにそれらしい。かくして外骨格の昆虫化は進み、都会乗用車の小型化と脈通じてスクーターはシティコミューターとして進化する(か?)。面白いのはバイクとスクーター、外野からみれば完全同類なのに、相変わらず自らを区別する傾向がありそうなこと。

あくまで一例:
 排他的バイク乗り:スクーター?は?バイクじゃねー
 バイク乗り:え?スクーター?あー、ちょい乗りには便利だよねー
 ビッグスクーター乗り:てか俺のほうがはえーし
 原付:二段階右折こわい(涙)

私個人は時代に逆行するようにして(あるいは本質回帰的に)バイクに移行したので、もはやモッズ(モダニスト)的気概もなにももうわからないのだけど、パリ環状とかで車の渋滞の中を泳がねばならない時、背後から被さるようにしてぶち抜かれるのはT-MAXと相場が決まってる。むっちゃ速い。彼らは都会での「素早い移動」に文字通り命を張ってる、と言えるのかもしれない。(張る価値があるのか、とか他人への迷惑が、とか今のところ言わない。なぜならそれらは相対的だから。)

とまれ、かっこいいと感じるかどうかは個人的であるものの本人的にスタイル完全重視であったのは確か。いまだに二輪は赤黒、の呪縛から逃れられないのもこのイタリア娘のせい。当時だから、確かバイカーズステーションとかの巻末の広告で見つけたんだと記憶。ハマの丸富さんで購入、550k位だったような。

スリムで美人でしたね。
初のツーリングで日光いったり、京都いったり。
故障もなかった。

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スイッチが独特(特にウィンカー、押してキャンセルしない)。でも使いやすかった。
今でもいるはずのファンの人は(つい先日こちらでV50モンツァ発見、オリジナルでとてもきれいだった)このメーターが可愛くてしかたないことでしょう。
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