第二三七稿(2016国内旅行/大阪) - スポンサー広告ツーリング
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第二三七稿(2016国内旅行/大阪)

第二三六稿(2016秋国内旅行/仙台から広島へ)

ブレードランナー的世界観を堪能したいと思うならば、大阪かなという気がする。

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もちろん異論はあるだろうし、東京でも新宿不夜城を推しても良いのだけど
心斎橋あたりから道頓堀へと抜けるあの長大なアーケード街の連なりは
ほとんど宇宙的と言ってもいいくらいの規模だと思う。

地元の人も観光客もごっちゃごちゃ、まさに千々に入り乱れ押し流されていく様子は
改めて圧巻だと言うほかない。これが夜で小雨でも降ろうものなら、そして霧でも煙ろうものなら
誰が誰やらわけもわからず、どうせ色々混じってるのだろうし
レプリカントの一人や二人いてもおかしくはなかろう。

そもそも誰に聞いても、本当にヒョウ柄とか赤とか金を着こなす「大阪のおばちゃん」が
実在するのに(それも沢山)驚いた、とか
頭にバンダナを巻いてるおっちゃんが普通にいるとか
彼らの粉ものにかける情熱やら、お好み焼き定食の存在とか
(お好み焼きはおかずになるのだ)
色々びっくりしてるし、それは西国が起源の私でも変わりがない。
大阪を訪れるのは決して初めてではないのだけれど、相変わらず色々と感嘆させられる。

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お酒を飲まない私達だから、狭い店内に斜めに身を入れ、決して二度漬けの許されない
串揚げを喰らうとかの深い体験はできなかったものの
その深みと拡がりを垣間見るには十分すぎる訪問だったと思う。
ちなみに大阪は私の奥さんのたっての希望で立ち寄ったのだけれど、
彼女が日頃良く見ているフランス人の親日ユーチューバー達は、なぜかこぞって大阪推し。
総じてざっかけない気性の彼らには東京はよそゆき的で冷たすぎると思えるのかも知れない。
対して大阪人は信号を守らず、エスカレーターで空ける側も国際的スタンダード
知らぬ人でもカタナで斬りつければうぉぉと死んだふりをしてくれる。
そんなノリの良さをはじめ、色々共通点があると思うのだろう。
どちらもやけに小麦粉ばかり食べるのも、知らず性格に影響を与えてるのかも知れない。

司馬遼太郎に言わせれば、江戸に比べれば遥かに侍率の低かった大阪は
昔から身分の違いなど考慮に入れず、よって皆気取らず皆バカなのだとなるのだろうが
中島らもに言わせれば、バカと言うよりはアホ、大阪の水にはそもそもアホの粉が混じっている。
そのどちらも大阪人なのだから(中島らもは尼崎出身)、いずれにしても畏れ入る。

果てしないアーケードと商店と食い物屋の銀河的連続に朦朧としながらも
一度見てみたいと思っていた通天閣まで足を伸ばす。

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これは凄い。昭和の香りにむせぶ。
時刻が遅く、ライトアップもされてなかったのが残念だったけれど
こんなものをぶっ建てて「通天閣」と名付けることの心意気とは。
ちなみに現在のものは二代目で、再建されたのが1956年。
初代はなんと1912年だそうだ。

Original Tsutenkaku and Shinsekai 2

当時は東洋一だったのだから、それを今見てなんてちゃちいんだ!と吃驚するには及ばない。
「新世界」と誇らしげに謳った往時に想いを馳せるのみ。
パリ万博に範をとったと言うのだから、100年前の世界にも同時に想像を巡らせると良いだろう。

Original Tsutenkaku and Shinsekai aerial tramway 2

スチームパンク等の世界観が好みの人達ならば、ついつい惹きこまれてしまうなにかがある。
残念ながら初代は足元からの火事で損害を受け、戦時中だった故軍需資材として解体・提供されたそうな。
ちなみに同じような時代、東京は浅草にも「凌雲閣」と言うのがあった。
(調べてみると大阪にもあったらしい)

Jintan 12kai

つまりエッフェル塔をはじめとして当時各地で塔がつくられたわけだけれど、私はこれは
一種の「欲求」なのだと思う。あるいはそれを象徴してる。
少なくとも象徴しうる。
そしてモニュメントとしてのエッフェル塔が大好きなのは、だいたい女子の方だと経験的に思ってる事も付け加えておこう。

さて天井画の古臭い感じにも感銘を受けたけれど、

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これも調べてみれば、初代に描かれていたものの復刻版なのだとか。
地元の化粧品会社の当時の広告なのであった。
写真があまりない、あっても今のようではない時代によくある銭湯のペンキ画的雰囲気。
ちなみに古典的銭湯(木造で青壁に富士山が典型だ)は、私が知っている範囲でもすでに数軒は
営業をやめているので、いずれ完全になくなる前に見て(入って)おいた方が良いと思う。
(東京と京都にはまだ結構残ってる。大阪にもありそうだ。)

翌日は柄にもなくUSJへ繰り出し、ハロウィーン特集のゾンビに襲われながらもからくも生還、
その夜のうちに神戸へに逆行しますが、長くなったのでまた続きます
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