第二三五稿(2016秋、逆帰国後雑感) - スポンサー広告日々の泡沫
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第二三五稿(2016秋、逆帰国後雑感)

もう先週の事になりますが、逆帰国しました。

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この度は、10月の中旬から11月の5日までおよそ一か月弱に渡っての里帰りでしたが
前半はいくつか所用があり移動が多く、後半もジャパン・レールパスというJRの乗り放題切符を駆使して
各地を訪問したので、本来の私の好みからは大きく外れるもののそれには目をつぶり
とにかく新幹線に乗って駅弁を食べまくる、という事態になったのでした。

飛行機を合わせて公共交通機関にてかなりの距離を移動することになったのですが
仙台や広島など今まで行ったことのなかった都市を訪れる機会を得たので
それはそれでなかなか新鮮な(再)発見ともなったのでした。

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ちなみにJRの乗り放題パスとは、海外からの旅行者用のものなので、通常は日本人は使えません。
海外からの観光客を増やして外貨を落として貰おう、という(恐らく)政府肝入りの政策的
料金設定ですから、非常にお得なものです。

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JRなら新幹線だろうが特急だろうがすべて乗り放題で、一週間で250ユーロ前後、
つまり三万円以下で全国どこでも行ける。指定席も追加料金なしでとれる。
自動改札は通れませんが、逆に言えばただ見せるだけでフリーパス、
かつ日付・氏名のチェック等もほとんどない事が大半なので
(期間中に限っては)あたかもVIPになったかのような心持で過ごせるという優れものです。
そもそも今どき見せるだけで通れる改札なんてないでしょう。
一昔前の改札がマシン化される前の定期券みたいなものです。
当時はキセル乗車などを防ぐべく、駅員さんたちは目力ひとつで戦っていた。
改札は山門みたいなもので、まさにそこに目をはっしと見開いて仁王立ちしていた。
駅帽の下からギラリと光る眼がほとんど怖かった、と言ってもいいと思う。

それが機械のお蔭か、現代の彼らからは優しさしか感じません。
あまりにチェックされないので、不良外人なら有効期間を偽って乗るんじゃないだろうか、と
思うこともしばしば。
万が一見つかっても、あっ日付過ぎてたの気づきマセンデシタ、スイマセン日本語ワカリマセーン攻撃で
見逃してくれるんじゃないだろうか的疑惑さえある。
(というより、そんなことがあっても私は驚かない、というような意味)
すべては外貨獲得のための国策ですから、そんなこともあるかと。
本来乗るはずのない人達がわざわざやってきて乗るのだから色々大目に見るということもあるでしょう。
少なくとも私は今回、(良きにつけ悪しきにつけ)そういう味噌っかす的扱いを
受けた事をひしひしと感じました。
つまり駅員の人達はとてもにこやかでフルスマイル、あるいは完全に無関心かのどちらかだった。

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実際、10年程前と比較して外国人観光客の多さには目を見張るものがあるように思います。
あるいは、自分がそういう場所にそういう立場でいるから、そう見えるだけなのか。
わかりませんが、個人的にはすごく増えているように思う。
そしてこれは近視眼的には良いことも悪い事も色々あるでしょうが
もっと長い視点で考えるならば、知り知られ、ということの中に私はあまりマイナス要素を見ません。
国際化、とかボーダーレスとか色々言いますが
実際には私たちはかなり、そして相変わらず、国籍や民族等の概念により切られ分断されている。
区分されているし、管理されてる。
なにより自分たちで区別しあってる。

自然なことです。
ただ、知ればまた変わる。それもまた事実です。
私はそこにわずかに未来を見るのです。


今回面白かったのは…
「日本語がとてもお上手ですね」と数回にわたり言われたことでしょうか。
つまり私は私の奥さんとは外国語で会話しつつ、同時にお店の人には日本語で値段を聞いたりしてるので
そういう状況だとどうも勘違いされてしまうらしい。
あ、私は日本人ですと申し訳なくお答えするしかなかったのですが、それもまた一興ではありました。
それともドーモアリガトウゴザイマス、とそれっぽく答えておけば良かったのかも知れない。
どちらにしても人類には変わりがないのだから。
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Comments - 4

モビモビ太  

No title

普通ならごはん三杯・・・いやブログ3回は書け送そうな全国国内鉄道旅行がものの数行とは、さすが異国に暮らす方というか、電車旅行に面白みを感じないというか・・・シャリンさんなんですね・・・。

しかしJRレール・パスとはすごいものがありますね。都内美術館チケットが2000円で束になったぐるっとパスで都内小旅行を喜んでいる私が、小さいというか器にあっているというか我乍ら笑ってしまいます。

今回JRをかなりお乗りなっているでしょうから、良かった点、悪かった点、おいしい駅弁など端的でもいいので是非教えてください。フランスの列車との違いなども。

そういえば、フランスにもぐるっとパスのような美術館チケットのまとまったものがあるようですね。よくぐるっとパス利用者がフランスの方がチケット全てが入館券となり、ぐるっとパスのように72施設の半分は割引券などというけち臭い物では無くて良かったと書いています。シャリンさんは購入したことはありませんか。

2016/11/13 (Sun) 12:30 | EDIT | REPLY |   

モビモビ太  

追記

コメント追記です。

以前近所の旦那さんがパチンコ屋さんへ入った時、外国人はお断りです。と言われプンプン怒って帰ってきた話 や、 娘の同級生のお母さんが旦那さんとデパートで服を探している時、女性店員さんに、「こちらでどうでしょう。お母様はどう思われますか?」と言われた(旦那さんを子供と勘違いして) 二つの話を思い出した次第です。

2016/11/13 (Sun) 12:47 | EDIT | REPLY |   

シャリン  

No title

コメントをどうもありがとうございました。
別途何か書こうかな、とは思ったりもしてるのですが
各地に対して私自身の知識が足りないのであまり勝手なことも
言えず、ととりあえずの状態です。

JRパスは国内では買えないので本当に海外からの旅行者専用の
ものですね。日本の交通機関は高いですから、観光客を呼ぶには
非常に良い手段、かつかなり成功しているのではないかと思います。
新幹線はどこも良かったですよ、さすがに
世界に名だたるものなんじゃないかなと思います。
TGVは駅弁がないのがつまらないですね。
値段が高い(これは新幹線もか)、遅れる、発車直前にならないと
出発ホームがわからない等々、色々ありますが。
食事に大したものがないのが大きな違いかと思います。

美術館の周遊チケットについては買ったことがないのでわからないですね。
確か年に一度無料の日(夜)というのがあったとは思います。
ルーブルが巨大なのでしっかり見ようと思うとそうあちこち行けないような気もしますね。

2016/11/15 (Tue) 21:10 | EDIT | REPLY |   

シャリン  

No title

旦那さんを子供さんと取り違えられるとは女性にとっては
かなりショックの大きそうな事変ですね。
どういう状況だったんだろう?もの凄く若作りの旦那さんとか?
もしかすると店員側の新手の心理作戦かもしれません。
動機はまったく不明ですが…

2016/11/15 (Tue) 21:23 | EDIT | REPLY |   

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