第二一八稿(セーヌ川氾濫の恐れ、ノアの箱舟とイスに思う) - スポンサー広告日々の泡沫

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第二一八稿(セーヌ川氾濫の恐れ、ノアの箱舟とイスに思う)

日本では梅雨に入ったらしいですが、こちらではようやく雨がやみました。
とにかく二週間ばかりひたすら降り続いて、私もこんなのは初めて見たし奥さんもそれは同じようだった。珍しさもありましたが始終空は暗く気分はなんとなくすっきりしなかった。バイクに乗りたい!と思いつつも、むしろ箱舟を作った方が良いのではなかろうかと自問したり。

住まいが川の傍にあるので(それも二つの川)、その様子も見に行かねばと再度徒歩で出かけたのでした。

第一四四稿(二足ツーリング・セーヌ川とシナゴラとイギリス人橋)

前回と同じような場所を通りますが、景色は違う。
以下、写真ばかりを並べてみます。

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うちのバカ犬様。可愛いことは可愛いのだが、どうも脳味噌なんかはあまり入ってないようだ。
雨が降ろうが槍が降ろうが知ったことではない。
現在、舌格納機能故障中。修理は不可と思われる。

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よく見るバンディット。こちらではボンディと言う。
ほとんど打ち捨てられているようで、でもタンクカバーがしっかりついてる。
これも良く見る組み合わせ。
ホーネットのヨシムラの字が眩しい。

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前回にも触れた中国城(シナゴラ)。振り向けばTGV。
撮ってる場所がマルヌ川の直上で、城の左から来るのがセーヌ。だからここが合流点なのだ。
一種の水郷と言ってもいい。

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それで、もうかなりの水位。あと少しで溢れてしまいそう。
すでに色んなものが沈んでる。



マルヌを渡って一度対岸へ。
こちら側は丘になってるのでバイクが沈む気配はないのだ。

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色んな二(三)輪。エプロンは年中付けっ放しの人が多いようだ。夏は暑いと思うのだが―
MASHは時々見かける気がする。廉価なのが良いのだろう。

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これも良く見る「日本料理」屋さん。この書体、ニンジャ型とでも言うか、ある程度定着してるような気がする。
どちらかと言えば、ネット・ゲーム世代の文化でしょう。実際の店舗に書いてあるのはむしろ稀。
メニューはどこも大体同じで、スシとヤキトリが食べられるのが普通。特別美味ということもないのが残念。
むしろ異国情緒を味わえて面白い。

また川を渡って元に戻ります。

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ところで水、まだ平気だなーと思っていたら必ずしもそうではなかった。
中国城の裏の駐車場から溢れていた。中は水浸しということなのでしょう。
住民が物珍しそうに見てるけれど、危機感とかは別にない。

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セーヌ側、まさに水郷。
本来河岸に沿って遊歩道があるのですが、すべて消え去った。
こんな木の板で食い止めるつもりなのか?と思いましたが、良く見るとちゃんと漆喰状のもので目張りしてある。
漏れてくるでしょうが、ないよりは確かにマシなのかも知れない。
ちなみに水がここを越すと、あとはすぐ市街地。全体に低地なので実際にはあまり芳しくはない。

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カモの一家。彼らには特に影響なし。

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オヤジ(緑)がちょっと離れてブラブラしてるのが印象的だった。
だいたいニンゲンと同じですよね。
もちろん本人は、ちょっと引いた視点で全体を監視してるんだ、と思ってる。決して手持無沙汰でタバコ休憩してるだけなんてことはない。

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これはスワンボート。
我々を見ながら、「グワッ」と鳴きながら通っていった。
さだめし、泳げないと不便なもんだなとでも言いたかったのだろう。我関せず。

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船の位置がやたらと高い。
アクセス不能。
逃げたくとも乗りこめはしない。思えば箱舟なんかで運べる量なんてたかが知れてるだろう。
誰を乗せて誰を乗せないのか。悩みは尽きない。
私は乗らずとも良しの立場をとりそうだけど、これが宇宙船なら俄然乗ってみたい。見た事のない景色を見たいのだ。
でもそれなら体力的に速攻はねられて決してお呼びではないだろう。

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地球最後の日に何を想うのか。

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閘門の施設もすべて沈んだ。
下が以前の記事で載せた写真。

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すっかり水の下なのがわかります。
船が通る際に閘門を使って水位の調整をするわけですが、こうなるとどうなるのかちょっとわからない。
関係なしに通れるということなのか、それともそれを自粛するのか。
水の中にはなんやかんやあるのでしょうから、下手に通ったりしないのかも知れません。

「沈める寺」ならぬ沈める閘門。
これとても千年程沈みっぱなしにでもなれば、伝説となって後の世で誰か音楽家が曲を作ったりもするのでしょう。

こちらでは地下に倉庫や車庫を持つことが多いので、仮に溢れたら川沿いの住民達にはそれなりに大事になるでしょうが、我が家は川から700メートル程は離れているし、四階なので直接問題はなさそう。ただし最悪地下のバイク置場に水が来るかも知れない。以前にも下水が溢れてきたりして、あわや浸水しそうになったことがありました。

水はなければ生きていけないのだけれど、僅かな水位の変動で私達は生きたり死んだりする。
ハビタブルゾーンをちょっと外れれば火星や金星のようにもなるし、よくこんな微妙なバランスの上でやってるなと思わなくもない。
不思議なものだ。
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