第二一六稿(バイ談2、2016/5号:交差点の渡り方) - スポンサー広告二輪夜話・パリパリ伝説(FFMC)

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第二一六稿(バイ談2、2016/5号:交差点の渡り方)

先日発表された本年度の新俳句大賞ですが、望外の結果に喜んでいます。曲がりなりにも文人的二輪乗り、あるいは二輪乗り的文人を自認する私としては、いつもお茶を買うたび気になってはいたのです。いつか応募してやろうと目論んでいました。

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(写真は本文とは一切関係ありません。)

内容的にはベタなもので特に捻りもなく、本人的にはまあ佳作程度かなとは思うのですが、意外にライバルが全然いなかったようで大賞を頂くこと能いました。ここは素直に喜んでおこうと思います。鈴木園関係者の皆様ならびに審査員の方々には深謝いたします。どうもありがとうございました。

交差点、青でも左右を確認し

句の背景についてですが、「青は進め」だと勘違いしている輩があまりに多いこの世を儚んでのことです。賢明なる読者諸氏には当然ご理解されている事でしょうが、「青は進んでも良い(かも知れない)」が正しい。つまり前の車がすぐに発車しないからと言って、クラクションを鳴らしながら「行け!」なんて大間違いも甚だしい。安全確認をしているのかも知れないからです。

人は何らかの力を得ると、どうもすぐそれが当たり前かのように思いこむ癖があるように感じられます。運転席に座り、強力なエンジンを抱えると、それがすなわち己の力と勘違いしてしまう。速いのを自分の実力と勘違いし、俺には行く権利がある、と思いこむ。人通りの多い狭い商店街に自分の都合で乗り入れておいて、自転車が邪魔で通れないとクラクションを鳴らす。驚いて見れば手振りで自転車をどかせ、と言ってくる。通りたいのならばせめて自分で降りてどかせば良い。すると自分は運転席で「行かなければいけない」のだから降りられない等と考えている。そんな横柄極まりないことを、普通の人々がしてしまうことが愚かしくも悲しい。それも誤解の上に構築した義務の観念によってなのだから余計に始末に負えない。

車を降りれば普通に親切なオジサンなのかも知れない。それなのに。これはまさにエンジンというものの負の側面でしょう。私たちを解放してくれると同時に、小さくて大事なことを忘れさせる。

私はですから、そんな現代社会の矛盾を背景に発句したのです。テクノロジーが内在的にもつ二面性に焦点をあてようと思いました。また何かと世知辛いこの世に、わずかでも涼風が吹けば、とも思ったのです。「青信号で行かねばならない」なんて事は決してないのです。あくまで自分のリズムで、そして周囲をゆったりと見渡しながらおもむろにクラッチは繋げば良い。良い季節ですから、風景を楽しむ位の心がけで良いでしょう。もしかすると貴方好みの佳人や美男が歩道を歩いているかも知れません。そうでもなくとも、可憐な蝶々がひらひらと舞っているかも知れない。それらのものを、壊さないようにしないといけません。
(受賞者の声、聞き取り:車輪の上)



さて、実は真面目な話です。見通しの必ずしも良くない交差点に、そのままのスピードで突っ込んでいくライダーを見るたびになんて勇気が(蛮勇が)あるんだろう、と私は思う。可能な限り、スピードを緩め、頭を振って左右確認するべきです。何が出てくるかわからないのです。
信号待ちをしていて青で発進の際でも同じ。隣の車の陰からくるかも知れない。渡り切れなかった歩行者がいるかも。

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頭をぐりんぐりんと巡らせて必ず確認します。回した首の数だけ命が延びると言ってもいい。
ライダーたるもの、たとえ金欠でも首が回らないなんて言ってられないのです。

そこで少し話はずれますが― 女性のライダーは(車でも同じ)頭を動かしません。これは世界共通で顕著な傾向です。
後ろから見ていて、微動だにしないヘルメット姿はほぼ確実に女性とわかる。
近づけば体のラインや服装でそれと知れるものですが、こちらも走ってる限りにおいては気になるのはむしろそこではない。走ってないならつい見てしまう部位があるのは否定しませんが。

それでその現象への仮説ですが、私が想像する理由は:
  1. 男性より視野が広いらしいので、実は見えている。
  2. 前から視線を外すのが怖い。

「女性の運転の下手さ加減」みたいな言説はいい加減言い尽くされてもう充分だと思うので、私はあえて「実は見えているのでは」という立場をとるのですが(聞いてみればその通りの事も多い)、それにしても頭は動かした方が良い。動かさなくても見えてるなら、動かした方が単純にもっと広く見れるはず。それが理由の第一ですが、それと同等かそれ以上に周囲へのアピールも大事です。

ベテランのライダーやドライバーは、ミラー越しにアイコンタクトをしてます。とは言っても別に挨拶とかをしてるわけではなく、自然な感じで互いを認識しあって、またそれを相互に確認している。だから、そのコミュニケーションの輪には入った方がいい。前だけ見つめてひたすら真っ直ぐ、ではなかなか難しい局面が多々あるように思います。

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歩行者の時も、例えば信号のない横断歩道を渡る際、車が譲ってくれたとしましょう。申し訳ないと思うのか、下を向いて小走りに渡る女性が多すぎます(これは特に日本)。危ないですから、ぜひやめてください。歩行者が優先なのです。こちらに向かってやってくる車をはっしと目力で停めさせる、位の気概があっても良いほど。
正しい渡り方とは、
  • 胸を張り、左右を見回しながら渡る。
  • 車をちゃんと見る。運転席のドライバーの顔を見ましょう。本当に貴方のことを見てますか。もしかすると偶々止まっただけかも知れませんよ。

もしかすると知らない人を見るのが何となく怖いのかも知れません。でも、命の方が大事です。それに普通そんなことで絡まれたりしません。例えばキャッチセールスやしつこいナンパ等、目を背けて逃げても余計についてくることの方が多いのです。面倒かも知れませんが、相手の目を見てきちっと断った方が確実です。そして、それに自信がないと思うのなら、一見関係ないようですがバイクには乗らない方が良いのかも知れません。

少なくとも私は心配します。
無駄に怖がらず周りをぐるぐる見るのが肝要です。

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ところで、第二回新俳句大賞の開催は未定ですが、やりたいですね。
鈴木園さんのスポンサードがあり次第告知するようにしますか。
(バイ談第二回了)

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