第二一〇稿(ピクニケ2016/05・ジヴェルニー) - スポンサー広告ツーリング
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第二一〇稿(ピクニケ2016/05・ジヴェルニー)

先日のデモ行進に関してバイク談義をと思ってましたが、その前に日帰りツーリングに行ってきたので簡単な散策記を。



片道およそ100㎞位に過ぎないので実に簡単なわけですが、なぜかGPSを持ってくのを失念してしまったのでした。とは言え、既に一度は行った目的地であるし、そうでなくても大西洋に出るには通る地帯なので、あわせて何度か行ったり来たりはしてる。だから、行って帰るのには問題はない。もちろん途中で迷うのを含めてだけど―
私の奥さんが高速を怖がるので、市街地だけは高速でパスして残りは地べたを這ってく。とにかく天気は素晴らしかった。菜の花がかしこで黄色く、そして気温はむしろ暑い程だった。てんとう虫があちこちで飛んでいると思う。

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基本的に都市部を出てしまえば、そのあとは国道やら県道が点在する町と町を繋いでいるだけで、つまりその間には道とロータリーしか存在しない。道のナンバーが標識として書いてはあるから、それを追って行けば良い。ただし、必ずしも繋がってなかったりもするし、ロータリーに入ったは良いものの、どこから出れば良いのかわからないことも。
その場合は、ぐるぐる回り続けて最終的に鼻がきく方へ向かう。地名なんかまるでわからないから、どちらかと言えば、太陽の方角とかを見て決めた方がいい。

ちなみに後席は帰宅ののち、どうして時々空を見てたのかと無邪気に聞いてき、かつその理由はまるで見当もつかないようだった。彼女が無い知恵をふり絞って考えた可能性は、
  1. 自分が落ちてないか後ろを確認してる(私のヘルメットのスクリーンはスモークなので視線はわからない)
  2. 時刻を知りたい
  3. 鳥がぶつかってこないか警戒してる
  4. UFOの襲来に備えてる
だった。

あえて言うなら太陽の位置を見てるという意味で2は当たらずとも遠からずだけど、走るのに「方角を探してる」というごく基本的な事に思いが至らないのかとむしろこちらが驚いてしまった。とは言え、地図を進行方向が前に来るようにぐるぐる回して見るタイプの人は(すなわち少なくない女性は)、決して方角を目安にしているわけではないらしいので、そんなものなのかも知れない。逆に地図は北が上になってないと困る私のような人には、この理不尽さ理解して貰えるだろう。

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例によって迷ったので、休憩。典型的な田舎の小さな町の中心。ロータリーがあって郵便局と市役所と教会があるのが普通。ここは運よくスーパーがあったので道をきけば、まあそれほどずれてはいなかった。まさにこれが太陽のおかげ。花壇がかしこにあって好ましい。チューリップの季節。

あとは特に迷う事もなく目的地へ。ここは印象派のモネの家が有名なところです。花の咲き乱れる西洋田舎的庭園があって、その裏に有名な睡蓮の池がある。竹が植わっていて太鼓橋がかかってる。再訪のつもりだったけれど、あまりに混んでいたのでこの度はやめてしまった。

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だからこれは外から見た景色。水は睡蓮の池から流れてきてる(はず)。本物はじかに見た方が良いこともあるし、前回来た時はカエルの鳴き声が凄かった。
私は今では印象派の熱烈なファンというわけではないけれど、子供の頃はとても好きだったように思う。単純に優しい柔和な感じが、女性には好まれるように思うし、そう思うと、社会の中で女性の地位の伸びはじめた時期と重なるのではないかと仮説を立てたくなる。市民階級がようやく形成されて、近現代と言うべき時と場所の先駆けであったような。日本ではちょうど明治になるかならないか、ちょんまげを取るか取らないかでお侍達が悩んでいた頃だ。

西欧列強は対外的にマッチョイムズを存分に発揮しお金を沢山稼ぐようになるので、うちでは紳士になり(その階級の)女性はちやりほやりとされるようになる。ちなみにトイレや水回りが清潔で洗練されている家は紳士の家だ。印象派の絵が飾られてたりすれば尚良い。ただし紳士=いい男では必ずしもない。そのあたりが難しいところ。

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とても小さな地区で、でもモネの家と庭園のまわりは凄い人だかり。ずらりと並んでいるのが入館希望の人達。ここは季節を問わず並ばずには入れないだろうと思う。今のように花のきれいな時期なら一時間程は並ぶのではないかしら。前回来た時は30分程待った記憶がある。
中はさして広大なわけではないので、やはり人混みの中見学することになるけれど、絵の好きな人なら見る価値は大いにあるでしょう。当時モノの浮世絵が所狭しと飾ってあるので、ちょっと不思議なトリップ感があるはずだ。

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あまりに人だかりが凄かったので私たちはさっさと撤退し適当な野原の中へ。来場者用に広大な駐車場があるし、その脇の方へ進んでいけば菜の花が迎えてくれる。まったくの荒野で無人でもないのがピクニックには丁度良い。しめしめ、お弁当をもってきているのだ。

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おにぎり。「オギニリ」または「オリニギ」とも言う。
前日に鮭を買い忘れたのでハムとオニオンフライを入れた。

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土地柄に影響されてか絵を描く奥さんを尻目に下手なパイプをふかす旦那。双方やることがあれば、それほど退屈しないのが良いところ。飲み食いして、寝転んで、そして帰る。

往復同じ道を使うのは面白くないので、と思っていたら見事に大回りしてしまった。30㎞程余分に走ったけれど、それもまた一興でしょう。もうすでに日が相当長いので(今の時期、日没が21時過ぎる)、太陽を見るのには事欠かないけれど、なかなか沈まないので(つまりいつも何となく天頂のほうにあるので)方角が掴みにくいのだ。



一曲分走るだけの動画。無編集で特に面白くはないです。
風景を見てどうしても時間をつぶしたい人だけに。これで凄田舎ではなくプチ田舎です。


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Comments - 6

es  

No title

何とも素敵な休日ですね
菜の花畑は、そのまま印象派の絵画の世界のように見えます。
私、絵を見るのが昔から好きなのですが、そういえば子供が生まれてから美術館に足を運んでいないことに思い至りました。
ミーハーですが、ゴッホの星月夜とか、また見たいなあ…と

あと、私は地図を回すタイプです。算数より語学が得意ですし、ステレオタイプな区分だと女性のような脳みそなので、奥さん側に共感します(笑)

2016/05/11 (Wed) 09:19 | EDIT | REPLY |   

車輪の上  

No title

あっ地図回しますか!それは失礼いたしました(笑)。
ある種の人たちは東西南北云々よりもその場の目印で道筋を把握する、と聞いたことがありますが
まあ、あんまり型にはめて考えすぎるのも都合が悪いこともあるように思います。
どっちもどっちだと笑い話になるなら良いですけれどね。

私もゴッホの絵には抗い互い魅力を感じる方です。
全然関係ないようですが、最近Android上でCubeという一連の脱出ゲームがありまして
ゴッホの部屋がモチーフになってました。星月夜の空も。
良くできた小品ですがちょっと狂った感じでおもしろかったです。

2016/05/13 (Fri) 02:33 | EDIT | REPLY |   

es  

No title

仰る通り、私は動く太陽よりも、山とか建物とかのランドマークの方がわかりやすいですね。動かないので!

地図が読める男性に憧れます。と若い女性が言えば聞こえがいいですが、むさ苦しい男がこれを言うとなかなか救いようが無くて笑えます(笑

2016/05/15 (Sun) 16:56 | EDIT | REPLY |   

車輪の上  

No title

Ninja1000を颯爽とサーキットで駆るスマートな殿方が何をおっしゃるやら(笑)。じきに10Rでますますスタイリッシュに華麗になられるんじゃないでしょうか。

地図を読むというと、山登りするような人達にはまた本気の読み方とかあるのでしょうね。生死に関わりますからね。
私なぞは、このバイパスがこっちの高速に繋がって云々…というレベルです。でも地図見るのは好きですね。
出かけて散々迷った後に地図見ながら復習するのが何気に楽しいんです。

2016/05/16 (Mon) 21:23 | EDIT | REPLY |   

りろつね  

No title

GoogleMap上で経路を表示したまま貼り付けできる機能があったんですね。知らなかった。

ろりつねさんも地図が読めません。読めないというか「いま自分が何処にいるのか」がホントに分からないのでナビさんが現在地を掴むまでのあやふやな方向指示だと固まってしまいます。どっちがツーリングの主なんだか。

地図といえば、私の周りの人達は上下左右で話をしますね。北海道にいたときはそれで通じるんですけど、本州に出てから上とか下とかいうと話が通じないので困ります。

北海道からフェリーに乗って初めてバイクで大洗に降り立った時は「太平洋を背にしてるから、埼玉は右!」と言って奇跡的に地図もナビもなく目的地にたどり着いたことがあります。
コンパスくらいはバイクに貼っておこうかなぁと思いました。

2016/05/16 (Mon) 23:08 | EDIT | REPLY |   

車輪の上  

埼玉は右だ!

そうですね、でも自分の通った通りのジグザグの妙な経路は(手動で修正かけた経路は)表示してくれないようです。スライドさせて修正でなく、通過ポイントをちゃんと設定すればいいのかも知れませんが、まあ大体わかれば載せるのには十分かなと思いました。

北を上で南を下、という人は意外といるように思います。(あ、でもそれは「地図の上」という言い方に限るのかも。単に「上」とは言わないかも知れませんね。)でもどれほどの割合か、それが一般的かどうか、というところまでは確かにわかりませんね。私は下って言われると紙の下(つまり裏側の方向つまり普通は地面)かっ!って突っ込みたくなるんですけど、我ながらそれはしつこいって思うので言わないようにしてます。

太平洋を背に(?)埼玉は右!って言うのいいですね(笑)。それで間違いないですよ(きっと)。個人的には蛇行してる川のある地帯はキツイなあと思います。コンパスは昔貼り付けてましたし私には結構有用でしたが、すぐに狂ってしまうのが駄目でしたね。いくつか試しましたが(車用品店で売っているような丸いやつ)安物は総じて狂う印象がありましたよ。

2016/05/17 (Tue) 23:44 | EDIT | REPLY |   

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