第一八五稿(二輪すり抜け実験的に合法化へ) - スポンサー広告二輪夜話・パリパリ伝説(FFMC)

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第一八五稿(二輪すり抜け実験的に合法化へ)

2016年1月15日のフィガロのニュース。
「二輪:車間すり抜け(車線間走行)、特定地域においてテストされる」

figaro.jpg

Interdite mais répandue, cette pratique qui consiste, pour les motards, à circuler entre deux files de voitures, sera expérimentée à partir du 1er février dans onze départements français. En 2014, sur les 790 décès de deux roues motorisés en 2014, «seuls» 12 ont eu lieu en inter-files.

禁止されているが広く行われている二輪の車線間の走行を、2月1日より11の県にて当局が実験的に認めることとなった。2014年、790件の二輪による死亡事故のうち「わずか」12件が、この車線間走行によるものだった。

写真の脚注:混雑時のパリの環状道路では、二輪の車線間走行は一種国民的スポーツの様相を呈している。スピードは時に50㎞/hを大幅に超える。

figaro2.jpg

対象地域:首都圏、ブッシュ・デュ・ローヌ県(はマルセイユのある所つまり都会)、その他二地方。
対象車両:最大幅1m以下の原動機付二輪・三輪。
最大速度:50㎞/h
対象道路:高速道路と普通の道路。中央分離帯のある道路。各々に最低二車線あること。
試験期間:四年間。

「ライダーは、もっとも左に位置する二車線の車の列の間を走る際、この対象となる。」
(注:左側通行なので、追い越し車線と普通車線の間に限るということ。)
※右側通行の誤りです。2016/1/19訂正。

以下は参考資料。

figaro3.jpg

二輪ライダーの内訳。
  • 男性75%、女性25%
  • 地方80%、首都圏20%
  • 65歳以上:3%
  • 50-64歳:32%
  • 35-49歳:30%
  • 25-34歳:15%
  • 16-24歳:20%
車種の内訳。
  • 120㏄以上のバイク:62%
  • 125㏄以上のスクーター:15%
  • 50㏄のスクーター:8%
  • 50㏄の原付自転車:3%
  • 125㏄以下のバイク:6%
  • 125㏄以上のスクーター:4%
  • その他(三輪等):2%
125㏄以上のスクーターが二カテゴリーあるので誤植でしょう。

figaro4.jpg

2014年の統計。二輪625人死者のうち
男性93%・女性7%
日中の事故68%・夜間32%

交通事故総数のうち
二輪によるもの:2%

その死者のうち
二輪によるもの:24%

重傷者のうち
二輪によるもの:43%



コメント欄を見ていると、二輪は勝手だ危ない等の書き込みは結構あって、やはりそれはある程度世界共通の認識かもなあと思った次第です。物理的に分離しない限りはそういった感情は避けられないのでしょう。
また今回の措置については、もうすでに既成事実化している習慣なのに今更テストするのは無意味だ、等の意見がありました。
どうせならバス専用レーンを二輪に使わせるべくテストしてくれ、なんて多少都合のよいことを言う人も。
とは言え、これも少しずつですが既成事実化していく気配はなきにしもあらず。渋滞が酷いですから。

個人的には良い方向だと思います。どうせ皆やっちゃってるのに対しては基本三つしか選択肢はありません。
  1. このまま見て見ぬふり。
  2. 禁止。
  3. 今回のように条件つきで認めていく。
禁止するのは難しいでしょうが、仮に強権発動させて禁止したならばそれはそれで結構大変なことになるでしょう。
FFMC主導でデモが起きるのは必至ですし、そうでもなくとも皆あえて遵守したりして
結果都市部ではとんでもない渋滞になることでしょう。
面白そうな気もしますが、色んな機能がマヒしてしまうのでやらないのが吉だと思います。

ならばいっそ合法化して、そのかわり速度制限を設け当局のコントロール下に置くと言うのが今回の主旨でしょう。
見て見ぬふりよりは遥かに建設的ですし、私は賛成です。
このインターライン走行、実際に走ってみると速度が出過ぎるのが恐ろしかった。
完全に渋滞して全員徐行になっている時以外、私は一度たりとも他のライダーについていけた事がありません。
50㎞に制限してくれるなら歓迎です。もっと遅くても良い位です。


今回の件に関してもFFMCは長らく要望を出していましたし、形としてはそれが聞き入れられたと言う事になるかと思います。
同等の団体のない日本では想像しにくいことですが。
いずれにしてもこういう議論があること自体が大事なことと考えます。

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