第一七六稿(クリスマスツリーに寄せて、またはロレアルの陰謀) - スポンサー広告サント・ヴェロニック

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第一七六稿(クリスマスツリーに寄せて、またはロレアルの陰謀)

妻が早めに出したい、と言うので早めに出したのでした。
二週間前、すでに12月の頭から飾ってあった。

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幸い私たちには何事も起らなかったのだけれども
それでも近くで多くの人が一度に亡くなった。家からバタクランまで10㎞と離れてない。
何ができるというわけでもなし、マニフェストなんかむしろ避けるべきで
ツリーだって、ハンチントン風に文明の衝突と概念づけそれを強調するのであれば
むしろ飾らぬ方が良い位に私は思っている。

でも、私たちの「仲間」が斃されたと思うならば
彼女も内心傷ついているのであろうし、それが少しでも慰めになるのならば。

※公共の場における非宗教性政策について。イスラム排除のための隠れ蓑という批判は当然ある。
にも関わらず、キリスト教徒の中には「学校でツリーを飾れないなんて」、と内心思ってる人も多い。
情に掉させば、とつい草枕を思ってしまう。


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ちなみにこの時期、どのスーパーでもモミの木を生で売ってる。つまりこれは使い捨てなのだ。
日本の門松みたいなものだろう。当然大きければ大きい程高価だ。
年末の休暇が終わる頃、かしこに捨てられてるモミの木を見ることになる。
うちのは極小かつ作りもの。とは言え捨てられてる木よりは哀しくない気がするけれど。


さて、以下はどうでも良いこと―

s-DSCN4081.jpg

シャンプーを買ってきてくれと言われてリンスを買ってきてしまった。
単にうっかりして間違えてしまった、というのなら別段どうということもないのだけれど
実際にはそうではなく、むしろしっかり本気で間違えてしまったのが我ながら衝撃的だった。

ことは、ロレアルのピンクのやつで、という所から始まった。
スーパーに行くとその条件に当てはまるのは一種類しかない。
そして手に取って見ればシャンプーとは書いてない。

ここでコンディショナーと書いてあればわかったのだと思う。
でもそうではなく、(直訳すれば)「もつれどめ美化剤」と書いてあった。
美化なんて語は基本だし、もつれ止めもわかる。
でもそれが一緒になって日本語で言う所の「リンス」というカテゴリーを形成しているのに
気付かなかった。と言うより自分が使わないので知らなかったのだ。
だから目に入らなかった。

s-DSCN3630.jpg

本文とは(一見)関係ありません。ブッダがいかに愛されてるか、あるいは
いかに宗教的な意味を持ってないかがわかる商品棚。たくさんいて結構カワイイ。


それでもシャンプーと書いてないのはおかしいと、
眼鏡を持ってこなかったことを後悔しつつ、裏面にも全部目を通して
確認してのことだから我ながら恐れ入る。
結局使用法のところに、「濡れた髪に適量とってマッサージして流す」的な記述があり
それをもって「これはシャンプーに違いない」と思った次第。
いや、思い込んだというべきや。
いいか君はシャンプーだ。ピンクの壺はこれしかないのだからそうでないはずがない。

帰宅して、えっこれシャンプーじゃないよ?と言われむしろこちらが驚愕した。えっ?!
・・・
なんてバカなんだろう。そう書いてないんだからそうじゃないに決まってるのに。
あまりのことにまるで「私まるで10歳のガキみたいだ…」と自己嫌悪に陥っていたら
(10歳だって間違えないだろう)

違うわ、あなたは10歳の子供じゃなくて
勇敢に誰も知らない土地へやってきた冒険者でしょう


そうか・・・どうもありがとう。
自分の弱さ無能力さを受け入れずには生きていけないのが外国暮らし。
あらためてそんなことを思う2015の12月。年の瀬も近いです。
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Comments - 2

es  

No title

大学院生の時にインドネシアの田舎で過ごしていたことがあるのですが、当時のことを思い出しました。
シャンプーを買おうとしたら女性の店員に「それは女のモノだ」といって髪をすすぐ「ティモテ」的なジェスチャーをされながら笑われたりとか・・・
ただ、フランスでの日本人とインドネシアでの日本人ではずいぶん違うのでしょうね。かの国では先進国から来た外人として丁重な扱いを受けたものでしたが、きっと欧州ではそうはいかないのでしょう。。

2015/12/19 (Sat) 07:46 | EDIT | REPLY |   

車輪の上  

こんにちは

コメントをどうもありがとうです。インドネシアですか、暑そうですが行ってみたいですね。ちなみにユニセックス的なものってある程度経済的発展ののちに現れてくる事が多いですから(別に偏見で言うわけではなく)、そんな意味で区別がしっかりしてるのかなと思ったりしました。女性はあまり気にしませんけどね、むしろカワイイとか思われたんじゃないでしょうか(笑)。
こちらでは(と言うか恐らく都会だから)、誰が地元で誰がそうでないか良くわからない、というのが実情です。来たばかりの頃、よく道を聞かれて困惑したのを思い出します。

2015/12/21 (Mon) 22:06 | EDIT | REPLY |   

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