第一七三稿(パリモーターサイクルショー2015/サロン・ドゥ・ラ・モト) - スポンサー広告二輪夜話・パリパリ伝説(FFMC)

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第一七三稿(パリモーターサイクルショー2015/サロン・ドゥ・ラ・モト)

運よく招待券を貰えたので行ってきました。
2015年パリモーターサイクルショー、原題はオートバイ(とスクーター、クアッドと装備)のサロン(展示会)。

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期間は12月1日(火)から6日(日)まで、一サロンとしては長めの開催と思います。
土日は混みそうなので私たちは金曜の午後に行くことに。
会場のヴェルサイユ門の近所の日本食屋さんでお昼を食してから行く。

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美味でした。パリに数多く存在する日本料理店の大半はなんちゃってなのですが、ここは本物です。

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平日だからと思っていたら、会場近辺はすでにバイクだらけ。
写真を撮り損ねましたが、歩道の上にこれでもかと溢れかえってる。
駐車違反ですけれど、これだけいるともうかえって清々しい程で当局も見て見ぬふりなのでしょう。
年一回のサロンだし、彼らも他に気を遣うべきところが色々ある。
とにかく自分のことは棚に上げて言うなら、パリ中のライダーはみんな金曜は半休にして来てるんじゃないかと思った程。

いつもジャパンエキスポをやる郊外遠くの幕張的なところではなく、
かつての晴海や有明的な市内のはずれの見本市会場なので、余計にバイクの数が目立つのです。

ちなみに写真を色々撮りましたが、(腕が悪く)あまりキレイに撮れてませんでした。
かつ新しいバイクにあまり興味のない私なので、かなりいい加減です。
とは言えあまり気にせず載せていきます。

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まず目に入ったのが、用品ブランドTOURATECHのブース。
寡聞にして知らなかったのですが、ドイツのブランドで日本法人もあるのですね。
辞書くらいある分厚いカタログ(写真右奥)を無料で配ってましたが、つまり品ぞろえは凄い。
主だった車種別に用品をずらりと揃えてると言った感じでしょうか。
主だった、と言ってもオフ車、トレイルやデュアルパーパス系に限るのだと思います。
すなわち余裕のある大人が、バカンスでアフリカとか南アに走りに行っちゃう系を想定している。
ドイツをはじめ欧州ではそういう文化が大分根付いてる、ということなのでしょう。
そのあたりは、素直にモータライゼーションの先輩なのだなと思うところですが、単純に時間差の問題でもあるので、今後の方向性のひとつなのだろうとは思うところ。
ただし経済発展に依拠してるのも確かなので、それはどうなることやら。

私個人的には、そんな冒険をツアーで家族連れで行っちゃう、みたいのは考えづらいのですけれどね。
そこまで文明開化したくない。もっと独り厳しく走りたい。
でもツラーテックのカタログ見てると、どうもそういう時代でもないらしい。
確かにそれが今後の方向性ですよね。大陸走破、なんて50年前ならいざ知らずどんどん簡単になっていくのでしょう。

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そして次に面白かったのがウラル。
私も詳しくはないのですが、とにかく名の如くロシアのバイクで
また形をみればかつてのBMWのコピー(の一種)と知れます。
その旧態依然とした形から普通に想像すれば、当時コピーしたものをソ連時代通じてコツコツ作り続け
改良などはせずもちろん進化もせず
あたかもシーラカンスの如く今に至った結果なのでは?と思うわけですが
今回のサロンではむしろ開き直りカー付に特化しそれが清々しくも恰好よい。
手作り感と野趣あふれるブース。

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カー付しか展示してなかったし、それで無茶苦茶な悪路を走破してるビデオ流したりしてて
(凸凹が酷くカー付で宙を舞ってた)笑ってしまう、というかハラショー
冷静に考えればこのウラル、日本とかで売れるわけはないのだけど、ここはむしろ既存のライダーと言うよりは
時代の先端を行くと自負するファッショニスタやデザイナー、
あるいは格闘ゲームやメタルギア系を愛するゲーマーとかにも
「旧ソ風」とはすでに文法化してるひとつのスタイルだから受け入れられるかも知れない。
それか私のように今は亡き共産主義にほのかな郷愁を感じてる左派系人などにもお勧めしてみたい。
メカ的にもむしろ枯れ過ぎてて案外壊れないのだろうと思います。

ちなみにどーでも良いことですが、個人的妄想として
生まれ変わったらロシア語をやって彼の地に移住し、マトリューシカを愛でて暮らしたい。
映画「ひまわり」のマストロヤンニの役どころだけれど、映画自体は悲しいものでした。

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ロイヤル・エンフィールド。
こいつも長生きするタイプ。以前広告を記事にしましたが、今はインドで頑張ってる。

第七参稿(カフェレーサーとマドラスカフェ、あるいは博物学史的なポスト・コロニアル)

なんだかんだ枯れたマシンとは良いモノなのかも知れません。
特に長距離ドンドン走るような場合、壊れても壊れようがないと言うような意味で。

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BMW、うって変って大盛況の巨大ブースでしたがあまり興味がない。
蛍光色のヘルメットは最近の流行りですね。良く見えて良いですが、このシステムヘルメットは垂れたチョンマゲに見えてどうもイケてない。チョンマゲ風圧で寝すぎ。

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トライアンフ。展示重力に逆らいすぎ。

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ハーレー。オジサマホイホイすぎ。

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三輪車。お子様の夢具現しすぎ。

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別棟へ行く途中遭遇。GMT94とは耐久チーム、鈴鹿八耐にも出てましたよね。
新型R1ですが、緑のヘッドライトが面白かった。
速そうですが、顔はシュモクザメに見えてしかたがない。エイぽいというか。

そしてスズキ。
あれ、ちょっと寂しいのでは?!

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年齢層高いですな。かっとび爺さま。地味だけど結構本気で跨ってる感が安定のスズキ。
スズキは値頃感があるしぜひ購入検討してね。
当初人影もまばら、と思いましたがそれも安定のスズキ。
軽いアナウンスがあったりしてまた人が集まってきた。
でも私的には一番恰好よいのは此奴。

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ピンクのお尻がカワイイ。ニホンザル?

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その他新型のGSX-Rに跨ってみたりしましたが―
特に変わり映えしなかったような。
というか、まだモデルチェンジしてないんですよね。

漢カワサキですが、こちらでのイメージは大分違います。

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スポーツ志向が強くて、普通にスマートで恰好いい系と思われてる。
すくなくともオイル漏れしてカワサキだから…という感じではないですね。
旧車でZで、みたいな層がほとんど存在しないのも大きいのでしょう。
ただ黒緑で統一するようになってから、「男らしい」と言うのはあると思います。

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謎のデバイス。

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私もやってみた。サーキット走行のヴァーチャルヴィジョンでした。
面白いですね。これで車体傾けられてかつGを感じるようにすれば、相当それらしくなるような気がします。

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ヤマハ。新しいMT-10ですが、この色はプラモデルっぽいが故に新しくアリだなと。
ヤマハぽくオシャレではあると思います。

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ホンダの巨大ブース。面白くはないですが、展示数などは随一であったように思います。
BMとタメを張る、あるいはもう少し大きい程度の規模でした。
人も沢山いた。スクーターを結構置いてありましたね。
T-MAXに負けてる感じしますから、奪回を狙っているのでしょう。

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例のブツ。あとCBRはバッテリーの位置に驚いた。
こんな場所で平気なんだショーライ。
脇腹の白いプラスチックの漏斗状のものも気になる。

KTM、ドゥカティ結構頑張ってますね。
なかでもKTMのブースが大きかった。

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デュークとかは人気があるのだと思いますが、カウルなしは好みでないのでスルー。
BMのGS乗る位ならKTMのアドヴェンチャーの方が良いと思いますが[どういう基準で?
いかんせんデカすぎる気もします。
一度乗ったらもう降りない位の環境でないとツラそう。

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パニガーレには跨ってみたかった。やっぱり細いですね。
貧乏性の私には、高くて凄いヤツならもう少しゴテゴテしてて貰いたいところ。
所有欲を満たしたい。

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アヴィントン、ほとんど唯一のドメスティックブランド。
小さなブースで高級路線ですが。
S&Sのエンジンはハーレーのスポーツスターみたいなもんだろう、ということで。

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アグスタはドゥカティみたいな外観に日本車みたいなエンジン積んだだけだろうということで[要出典]。
今どきバブリーすぎでむしろちょっとカナシイバイク。
※本来はもちろん、四発エンジンはアグスタの方が大先輩です。撤退前のディスコボランテと呼ばれていたかつてのモデルを押したことがあります。750でエンジンの造形は素晴らしかった。

あとは変わり種とカスタムバイク達。
ド派手なカスタムとかは特になかった。

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なんだこれは。長いなにか。

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カスタムは懐古趣味が多かったような。
私のような昔を懐かしむ爺様層が多いのか。
英国車カスタムとかが本気で好きな人には古い欧車が手に入りやすいので良さげですね。
もちろん逆に古い日本車をいじるショップとかもある。
そこはお互い様。

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個人的に一番気に入ったのがこれ。
真っ直ぐしか走らない。ちなみに偶々数日前にビデオを見てた。
https://youtu.be/KIlxpXDQHnA
古い骨董で直線番長、というのもある種のロマンなんだと思います。

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トライアルの実演があったり、

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初心者講習があったり。
いかついお巡りさんが後ろに乗ってくれるサービス。
面白いのは後席にもハンドルがついててブレーキがかけられる。初めて見ました。

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金曜の夕方の渋滞は最悪なので、早めに切り上げて帰宅します。
私はなんだかんだ相変わらず古いのが好きだなと思ったショーでしたが、ざっと見るだけでも楽しいものです。
全体の雰囲気とか客層とか色々わかって面白い。
今回が初めてだったので、例年との比較はできないわけですが、人出は十分に多いものだと感じました。
年齢層が比較的高い気はしますが、それは日本とある程度同じですね。
そもそも出生率の関係で若者人口が少ないですから、当たり前と言えばそうかも知れません。
いずれにしてもサロンとしては大盛況の部類なのではないでしょうか。
あ、あと気づいたのは、いわゆるキャンペーンガール的な人たちの存在が薄いです。
いることはいるけど、あまりいない。あるいは大して目立たない。
私はこれは女性の地位の高さの違いと関係があるとにらんでます。

帰り際にバイクのところへもどったら手紙が!曰く、

貴方もバイク乗ってますね、私もです

新手の出会い系か!と目を輝かせ特に思いもしませんでしたが、駐輪場全てのバイクにつけてあった。
保険かなにかの勧誘かと思ったわけですが、帰宅して読んでみるとばっちり手書きの手紙形式で。

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「こんにちは、私は○○と言います。バイク乗りですが、今日は私の経験をお話しようと思います、いかに装備が大事かという。こうしてお話できるのを幸運に思います、と言うのも死にかけたからです。(・・・)高速で私の前を走ってたトラックのタイヤがパンクして(・・・)私の体は反対車線を52メートル吹っ飛び(・・・)」

何かと思いましたが、政府の交通安全のための公式な広告でした。
こちらのライダー飛ばしますが、確かに夏でもみんな革ジャン着てます。恐らくこういう啓蒙運動を行政レベルでしてきた結果なのではと思うところ。大事ですね。

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